陰毛大臣

人間オタク

リアル人狼で勝つ為のテク①

人狼が高校生の頃流行っていて毎日のように人狼をしていた。

俺はいつまでたっても下手くそだった。

そんな俺からテクニックを学んでいってくれ。

 

 

テクニックの一つとして占い師しゃしゃりがある。

 

【占い師しゃしゃり】

 狂人(人狼側の村人)、人狼が居る部屋

ゲーム開始時、瞬間。始まって0.2秒くらいで

 

「おれ占い師だったわ!!オ!!!レ!!!!が!!!」

 

と言うことである。本当は占い師でもないのに。

ここで一つワンポイントを付け加えるなら圧倒的に元気にだ。

まるで誰から見ても

「こんなアホみたいな笑顔でしゃしゃり出るんだから本物なんだろうなと思わせるくらいに。」

 

まあゲームが開始した瞬間にそんなことされたらびっくりするだろう。普通は。

しかしびっくりしない人が一人いる。

本物の占い師だ。

 

「いや、俺が本物だよ!」

 

 

普通なら出てくると思う。変な人だと出なかったりするが。

そして

 

「うわまじかよ!お前と戦うのかよ!嫌だわ!」

 

と言って5秒くらいした後に

 

「やっぱ俺うらないじゃなかったわ。。」

 

すごく悲しそうに降りるのだ。ここは別に悲しそうにしなくてもいいけど。

 

この降りた時点で盤面を確認しよう。

本物の占い師が一人村にいる状態になる。平和村と呼ばれるものだ。

確定した占い師が狼を探すだけの盤面で、かなり村有利だ。

 

 

さてなぜこんな村側有利の状態になるかというと、しゃしゃり出たからだ。

狼側の立場に立って考えてみると

狂人「 狼が占いに出てくれたな。」

狼 「狂人が占いに出てくれたな。」

という気持ちになっているはずである。

さすがに占いに狼側の人員を2人も割くと合理的ではない。

だから占いが二人出た瞬間に狼側は占いに出るのをやめるのだ。

 

しゃしゃりが村に平穏をもたらすのだ。

そして降りた自分自身も

村側だとみてもらえる。一石二鳥。

 

 

 しかしこれが使えるのは初戦のみ。二戦目は狼側も気を付けるだろう。

しかしそれでもしゃしゃり出てもいい。

なぜかというともし自分含めて占い師が三人出てしまった場合

もちろん自分は降り、占い師は二人になる。

普通だったら自分は怪しまれる対象になってしまう。

 

しかし、みんなの心には

「こいつさっきの試合もしてたしな。」

 

そんな心が芽生える。

よってあとは自分の技量次第だが即吊るされてしまう可能性は軽減する。

 

 

 自分が狼になっても常に堂々としていられる自信があるならばやって構わないと俺は思う。

なぜなら人狼というゲームは変な目立ち方をすると吊るされにくいからだ。

人狼がこんなしょっぱなから目立つ行動するかな。」

そんな心で村のメンツは君のことを見てくるだろう。

 

 

 

しかし、キモイ奴は即間引きしまーす

的なスタンスの村ならやめたほうがいいかもしれないね。

 

 

 

 

 

 

 

おわりんこ

海賊王

 

 

「俺さ、海賊王になりたいんだ。」

「先輩何言ってるんですか。」

「俺さ、海賊王になりたいからさ。お前クルーとして乗せてやるけどどうする?」

 

そんな意味の分からない話を唐突に切り出す先輩の顔は自分を試すような顔つきだった。俺に付いてくる覚悟があるのか?と。

 

 

先輩は変な人だった。

ラインの返信は適当にしかしないし、いつ現れるかもわからない。

 

ただ、僕が暇だなって思ったときに限って決まっていたりする。そんな男。

 

 

「お先輩久しぶりですね、何してたんですか」

「それが実は逮捕されてて、、」

「何ですかそれ!」

 

先輩は変な人だった。

いつも謎の話題を持ってくるし、話題がない時も「海賊王になる」などといった訳の分からない話題を投げてくる。

 

 

でも僕は先輩と二人でいるときは他の友人といる時では全く味わえない気持ちをいつも抱えていた。まるで例えるならば宇宙にいるような感覚だった。

いつも訳がわからなくて広大、でもリアル、そんな不思議な雰囲気に心地よさを感じながら。

 

 

 

初めて会ったときから意気投合して、僕たちはよく遊んだ。

ある時はカラオケボックスでコスプレを借りて女子トイレに一列に並んで突っ込んだり、

ある時は斎藤さんという知らない人と電話するアプリでマッチしたゲイの人のオナニーを自ら上半身を脱ぐことで手伝ったり、

ある時は空き瓶にエタノールやガスを塗って火炎瓶を作ってみたりしていた。

 

 

 

 

 

「何言ってるんですか、甘えないでください」

 

 

そして先輩は他の人からはすこぶる人望がなかった。

年下からも舐められ、正論を突き立てられてはいつもだんまりしていた。

 

それは彼が普通から見たら意味の分からない言動を取りがちであることが理由にある。

先輩はあまりにもその日暮らしで行動に筋が通っていなかった。

派遣のアルバイトに行ったのに帰る分の交通費を持っていなかったり

自転車置き場がなくてその辺の草むらに自分の自転車を隠したり

もうやらない、と自分に約束したことを次の日平気でやったり

 

 

「躁鬱なんだよな」

 

 

周りからは陰でそう言われていた。

しかし彼は

「理屈じゃないんだよ。」

そう一人で呟いていた。

 

そんな先輩が僕は好きでいつも一緒にいた。

先輩と居れば、普通の友情を超越したなにかがある。

理屈じゃ意味わかりやしないことをしているけどなんでか楽しい。

 

そんな思いを抱くことが出来たからだ。

確かに先輩は躁鬱で間違いないのかもしれないがそんなことは面白いことが全ての僕には何も関係なかった。

 

 

 

 

しかしそんな先輩との関係は僕が壊してしまった。

 

 

「何で約束破ったんですか」

 

先輩のことを自分だけは信じていて、自分だけには嘘を憑かないと思い込んでいた。

だからある日約束を破られたときにかっとなって怒ってしまった。

彼は約束なんて言葉とは無縁の男なのに自分に矢が立った瞬間に怒ってしまったのだ。

 

連絡を取らなくなってしまった。

 

 

それから疎遠な日々が続き、彼は地元の実家に帰って行ってしまった。

 

 

もう彼は帰らない。

それでも彼と過ごした時間は確かにあって、それは行ったこともないけれど宇宙みたいで、喧嘩別れをしたけれど一緒によく遊んで他の誰といるよりも楽しかったことは確かな事実で、それが僕を苦しませた。

 

 

 

それから僕は先輩の地元に会いに行った。

先輩はレンズが仄暗い眼鏡をかけていた。

「これパソコンをする時、ブルーライトをカットする奴なんだけどさ、なんかかっこいいから仕事の時も普段も常にしてるんだよね。」

 

相変わらず訳が分からなかった。

でもそんな変わらない事が僕を安心させたのか、なぜか嬉しかった。

 

その日はまた前みたいに遊んだ。自分が怒ったことも謝った。気にしてなさそうだったけど。

 

夜になってメールアドレスを交換して僕は帰った。

 

 

その後何か月かして、彼はラインも辞め、メールアドレスも消去していた。

 

 

先輩は自殺するような人でもないし今も適当に生きてると思う。

僕はもう追うのは辞めた。

けれど、もしいつかどこかで会えたなら

またあの時みたいに、遊ばせてよまた。

 

 

 

いまなら何となく分かるかもしれない。

あの時海賊王になりたい、と言っていた意味が。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、やっぱりわかんないな。

おわり

三麻のコツ~三人麻雀でガン負けしてる人がプラス域にさせた方法~

4人麻雀がうまくなる方法が掲載してあるサイトはありますが、3人麻雀はあまり満足するサイトがありませんね。

 

自分は三人麻雀が苦手で、いつもいつも本当に毎回一番沈んで飛んでいきました。

そして少し自分の中に”ルール”を作ったら、一回のセットでのマイナスの量は減り、勝てることの方が増えた(ツモり損のルールでない場合も)ので成長の記録としてもここにまとめたいと思います。

※主に押引きに関して書いてあるページです

 

 

 

そのルールの名前は

残酷 冷徹 無感情

です。

 

【残酷 冷徹 無感情】

こいつ

概要はこんな気持ちで打つ、以上

 

 

 

 

 

 

といってもさすがに曖昧なのでまず4人麻雀との相違点(主に理由は萬子の2~8がないことからくる)の要点をまとめます。

①手が出来上がるのが早い、上がりやすい

②北抜き(手牌の中の北を見せて捨てるとその数がそのままドラになること)があるのも含め手が高くなりやすい

字牌などの難しい待ちを作ることが出来やすい、広い待ちが多い

簡単に3つ。後は基本的にローカルの色が強くなるので細かいことは書きません。

 

 

 

でもこれは当たり前ですね。

しかし、重要なのは”相手もまた同じ”ということです。

 

確かに3人麻雀は手が出来やすいし作りやすい。

だから強い役が出来たら追いたくなる気持ちも分かります。

 

しかしそれは相手も同じ。

ここで例を出します。

 

 

東2局終盤になって自分が国士無双をテンパイしたとする、しかし対面の親からリーチがかかっており、自分は切らなくてはいけない当たりそうな牌を一枚持っている。

 

 

 

この状況の時僕は降ります。子からのリーチでも染め手などわかりやすく高そうな手なら降ります。

 

なぜなら残酷 冷徹 無感情 だからです。

 

事実、この例では自分は上がれば大きな点を得られます。祝儀があれば、いくばくか何か貰えたりするかもしれませんね。

 

しかし、先ほどのポイントである”相手も同じである”点を考えると

・相手も高い可能性がある

・全体の牌の種類が少ない分上がられやすい(プッシュした牌が当たりやすい)

 

です。

 

ここで張った国士無双をワンチャンスにかけて突っ張るよりも

相手に当たって12000点などを平気で取られるなら僕は降ります。

 

 

 

当たりやすさについて考えましょう。両面を一番多い待ちの基準として考えます。

 

3人麻雀

ピンズ147のライン、ピンズ258のライン、ピンズ369のライン、索子147のライン、索子258のライン、索子369のライン、字牌

 

4人麻雀

上記+萬子147のライン、萬子258のライン、萬子369のライン

 

加えて

3人麻雀は同じ種類が集まりやすい分

5556(雀頭+面子1) だったり  22 44456(雀頭+面子2)

のような変則待ちが多くなります。

147といったラインを外れて食い込んで来ます。

 

 

つまり、3人麻雀は高い手を高い確率で振り込む可能性の高いゲームです。

 

 

勿論自分が高い手を張れば押したくなります。

しかし、半荘で一度も満貫以上を見ないゲームなんて中々見ません。手が作られるのが早い分チャンス手はまたやってきます。徹夜麻雀を3人麻雀でやっていたら1夜に1回くらいのペースでは役満が出ます。

そこに賭けて感情を殺して降りる、というのが提案する方法です。

 

 

データとして天鳳というサイトの段位ごとの上がり率と振り込み率の統計です

  和了   放銃

4段 .308   .168

5段 .306   .160

6段 .302   .153

7段 .301   .146

8段 .297   .140

9段 .295   .133

10段 .301   .139

 

天鳳のゲームポイントに対する性質もあるのかもしれませんが

段位が上がる毎に(上手い人ほど)放銃率が圧倒的に低くなっています。

 

 

3人麻雀が上手で4人麻雀が下手な人はいないという人もいます。

僕は3人麻雀は運ゲーだと最初は思っていました。

そんなことありませんでした。

4人麻雀は初心者の運が爆発してそのまま勝たれてしまうということは多いですよね。

でも3人麻雀は手が出来やすく高いものが出来やすいため何らかのチャンスはやってきます。(そして初心者なんかは振り込む可能性も3人麻雀の分高い)

 

そんな時に持ち点が振り込みすぎて8000点しかない、

よりはツモられたが持ち点が21000点はある

 

の方が勝ちやすそうではないですか?

 

 

というわけであふれる感情を押し殺して米津玄師でも口ずさみながらベタ降り(回し打ち)してツモられ続けましょう。

勿論一度もチャンスが回ってくることなく終わる半荘もあるし、続くときもあると思います。しかし、麻雀は勝てる運のときは誰でも勝てるゲームです。運のない時にどれだけ凌ぐかが重要かと思います。

麻雀は理不尽なものですから自分が運の悪い時、いい手牌が出来かけているのに運のいい人に字牌で待たれていて倍満放銃、なんてことありますよね。体が熱くなります。

 

ただどんなに理不尽な麻雀でもただ一つ、裏切らないのは相手の川です。

 

相手の捨て牌と同じものを切っていたら死んでも当たりません

 

 

 

 

 

それではいつ攻めるか、なんですが

 

麻雀で攻めるときの強さを大きく3つにまとめました。

①先手である

②上がると高い点が得られる

③待ちが広い   例,三面待ち 4面待ち

 

先にリーチをかけたのに追っかけられて、それに振り込み大けがをすることなんてよくあることです。なので自分はこの3つのうち”2つ”に自分の手が該当している場合リーチをかけます。(鳴きの場合は押す)

これで負けたら仕方ないと言い聞かせ、もし負けても無感情を維持します。

また①についてですが、

川を見たときに大体字牌が切り終えて数牌が3,4個出てくる頃には大体相手も手牌が整っています。そんな感じで見ながら自分だけがテンパイしているな、という時のみ先手である、と定義しています。

 

これを念頭に置いてあとは絶対に上がりたいときのダマテン、相手を下ろさせるリーチ、相手を下ろさせる態度・川作りなど小細工をしながら立ち回っています。

 

 

また、牌効率も重要です。3人麻雀だと特に自分が1回裏めった時間で相手の手は大きく進んでしまうことが多いです。上がれた手牌を逃したくないですよね。

なので牌効率の勉強も大事です

しかし牌効率に関してはこのサイトには載せません。

牌効率に関する何切る問題は調べればいくらでもありますし、

自分の打ち方を覚えて、後で聞きなおしたり見直せば確実に伸びるものです。

 

 

1つアドバイスをするとすれば、相手の川を見て、何の牌が余っているのかを予想することだと思います。

麻雀牌は1種類につき4枚しかありません。

3人麻雀ですと主にピンズと索子の狭い範囲の牌を1種類4枚で取り合うことになります。

また刻子がそろいやすいので、相手が自分の欲しいペンチャン牌を殆どガメているということもあります。

そのために川を見ることは牌効率に対しても有効だと僕は思います。

 

 

 

 

 

 

 

おおよそ以上が僕の戦績を大幅に上げた【残酷 冷徹 無感情】

の考え方です。

3人麻雀で負けまくってる方、

自分のプレイスタイルをがらりと変えるのは勇気のいることだと思います。なので初めは麻雀ゲームなどで試してみてください。

勝ち越している方はこんなのを読んでも参考にならないと思いますが、読んでいただいてありがとうございました。

よい麻雀ライフを送れることを祈っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おわ

本当に信じられるのは誰か、いないなら自分を磨け(マルチ商法)

あけましておめでとうございます。そしてお久しぶりです。

ブログって三日坊主になってしまいますよね。久しぶりに思い出してログインしてみましたが読者様が一人登録されていることに喜んでおります。

 

さて、今年初何のくだらない話をしようか考えましたが悪徳商法に引っかかるな話をします。

 

自分の知り合いに引っかかった人が二人いるのですがまあ端的にバカだなあと思います。バカで正直。この記事を見てる人もポイントを書き込んでおくので気を付けてください。

自分はチャイエスのキャッチにかかってタケノコ式に取られるような男で(別記事)、そんな奴の戯言ですが。

 

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ある一通のラインが来た。大学のサークルの後輩だ。彼とは二度くらいしかあったことはない、麻雀をして遊んでいたことを覚えている。

そんな仲良しでもない後輩からの何カ月ぶりかのライン。

「お久しぶりです、一緒にご飯でも行きませんか」

 

お、珍しいな。と素直に思った。

自分は誘われたときは予定がなければ絶対に行く、をモットーに生きてきたので快諾。

その後逢う日を決めて、

その日が来た。

 

 

 

彼はスーツを着ていた。

「久しぶり!」

「先輩、お久しぶりです。僕、なんか変わったと思いませんか?」

彼はお久しぶりです。の次の言葉に急に自分の見た目の変化を聞いてきた。

なんかおかしくないか。普通の人間なら急に自分の話を持ち掛けてこないぞ。

 

だが自分も二度くらいしか会ってない後輩なのでいまいち前回あったときのイメージが思い出せない。

 

「あんまりわかんないかな。。」

「ほら、スーツ着てシュッとした印象になった感じがしませんか?」

 

そんな会話をしながら、彼との待ち合わせ場所は学校だったので都会に出るために電車に乗ることにした。

学生でにぎわうプラットホームで彼はこう言った。

 

 

「僕、ビジネス始めたんですよ。」

 

 

 

 

...................あ。

 

 

 

 

 

かなり早い段階だが私はその時点で合点がいった。

 

 

こいつ、マルチ商法の勧誘しに来たな、と。

 

まず、普通に生きてるうえで、ここ最近あまり面識がなかった人からラインが飛んでくることは怪しい。例えば中学時代のそこまで仲良くなかった人から急に連絡が来たり小学校の友人から連絡が来たりしたらもうその時点で悪徳商法の勧誘を疑ってもよい。

また、自分の変化を語りだす奴、これもまた怪しいポイントの一つだ。彼らは成功体験を語ってメソッドを語る。

 

事実彼は次々と語りだした。

 

 

 

「へえ。どんなことをしてるの?」

「 ”偉い人” の話を聞くんですよ。」

「偉い人?」

「はい、僕は今までニートみたいな何のモチベーションもなく目標もなく暮らしていたんですが、その人の話を聞いて目標が出来ました。そしてビジネスを始めることにしました。」

自己啓発されたんだね。それでどんなビジネス?」

バイナリーオプションです。」

 

バイナリーオプションとは、

15分後にドル円が今の値の○○円を上回るか下回るか金をかけて予想、当たったら二倍の掛け金を貰えるヤッタネー、的な投資である。

 

「でも今はその資金を貯めるためにホストクラブでバイトし始めたんです。」

 

うそくせぇ。

 

 

以下要約すると

・ホストで金を貯めて、バイナリーオプションで稼ぎたい。

・絶対にほぼ100%負けない、バイナリーオプションで勝つ方法がある。

・そのビジネスのグループがあってトップの人は何億も稼げている。

・サークル(私の入ってる処ではない)の先輩がグループの副リーダーをしている。

・グループにいるのは月に何万か会費がかかる。

・3か月くらい前にビジネスグループに入った。

 

 

「先輩、今から偉い人の話を500円で聞きに行けて、そのあとお食事会もあるので一緒に行きませんか?」

 

彼はまだ新人で、サークルの先輩に誘われて引っかかってしまったのだろう。彼を助けたいな。

 

 

「いや、そんなことよりダーツしようぜ!(!?)」

 

 

そんな私はそんな悪徳界隈の集まりを無視するかの如く、ダーツに誘う「アスぺダーツ」作戦に出ることに決めた。

 

 

「いまお金も無く」

「お金なら出してあげるよ!」

「食事って言いましたけどサイゼとかを思ってたんですが」

「ダーツ面白いよ!ダーツバー予約するね!」

「でも集まりには一人でも行きたいのであと一時間くらいでは帰らないといけません。」

「予約したよ!ま、とりあえず遊ぼうぜ!」

 

 

こうして彼を説き伏せて、二人はダーツバーに着き、ダーツを開始した。

 

 

ダーツのゲームで負けるとお酒をショットで飲むという風習がある。

 

彼は初心者(自分も下手くそ)だったので投げて当てた点数分風船が膨らんで割れたら負け、という簡単なゲームをすることにした。

 

そのゲームで私は驚異の集中力で2点に当て続ててゲームにも勝利しつづけた。

自分はファーストドリンクしか頼んでいないのに彼に何杯もショットを飲ませた。

 

...そうすれば彼は面倒になって悪徳の会合に行かなくなると思ったからだ。

 

 

しかし時間になって彼は

「集まりに行きます」

と言って店を出ようとした。

 

心は敗北感に蝕まれながら「じゃあ一緒に出る」と会計を済ませ、

二人ともそれから乗る電車は同じだったので隣同士に座った。真っ赤な顔の彼は上を向いて目を瞑って喋りだした。

 

「ほんとに自分は今のグループの仲間にあえてよかったと思ってるんですよ。先輩たちは優しいし、話を聞いて本当に俺は変わった。今はバイナリーオプションのチャートを見るために50万借金してますけどもいつか金持ちになってユーチューバーになって居酒屋の店長になりたいんですよ。」

 

.....50万借金してんのかよ。元気よく騙されてるな。

そんなことも考えながら彼の姿を見ていた。

 

彼は酔っぱらってあまり考えられない頭なのに、人生の希望を語る口調はまさに純粋だった。

そうだ。彼は洗脳されたばかりなのだ。そんな彼は今も酔いながらも悪徳のライングループからメッセージが届くと俊敏に反応してチェックしている。

私は一日では彼を変えられなかった。

 

「お前だからいうけどそれ多分マルチ商法ってやつだから、今は楽しいかもしれないけどもし苦しくなったり辞めたくなったら俺に絶対連絡しろよ。」

 

実はこのセリフをその日のはじめに会ったときから何度か口にした。

そして新宿で彼と別れた。

 

 

未だに彼から助けての連絡は来ない。

いや私からしろよって話ではあるが

 

 

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さて、マルチ商法に引っかかった知り合いが自分はほかにもいるんですが、共通していることは

・空気の流れに弱い

・親友がいない

悪徳商法に対する知識がない

 

事です。まずは悪徳商法に対する知識がなければ万事解決します。この記事のようなものを一度でも読めばどれだけアホでも契約回避はできるはず。

 

 

もう一つ、この記事のサブテーマなのですが、本当に信じられる友人が生涯を通していないこと。かつ恋愛をほとんどしてこなかった人。

 

これに当てはまる人は他人との距離感がどこかおかしい人が多いです。失礼ですが。

 

 

自分の性格をほぼ知っていて、お互いに信じあえているいつどんな話をしても気恥ずかしくない親友がいれば自分の頭脳は二人で一つ、二倍になります。

 

 

人間は一人で思い悩むほどに人は世間からずれていってしまいます。人と関わり続けないと人は関わる勘を覚えられなかったり亡くしてしまいます。

自分が相談できて、もしもの時にも一緒にいてくれる人がいることで自分が安定していろいろな視点で物を見ることが出来ます。

 

 

例えば今回のマルチ商法の件も明らかに50万取られるのはおかしい、そんな時に相談できる相手がいれば幾分か処置はとれたはずです。

サークルの先輩なんてわずか1、2年ほどの付き合いなのに今まで本当に仲良くされてきた経験がないから一途に信じ切ってしまったのでしょうか。

 

自分は変な知り合いが数々いますが、恋人がほぼできたことがなくて友達もいない人に限って、付き合いが短いのにやけに「あなたを信じている、本当の友達だ」といったことを言います。趣味も価値観も違うのに、なかなか普通に考えるとその意見は受け入れがたいですね。

 

では信頼できる友達を今まで作れて来ないで大人になってしまった人はどうするのか。

それは自分を磨くことです。

 

自分から色々な人に積極的に話しかけてみてください

苦手でも明るく話してみてください

自分のイメージを思い切って聞きましょう

お洒落な服装をしてください

人との付き合い方の本を読んでください

一つの方面でなくいろいろな知識をつけてください

歩いてる人や人の気持ちを観察してみてください

趣味を持ってください、他人の趣味に興味を持ってください

 

そうやってバランスよく知識や振る舞いや外見を磨けばいつしか信じあえる人が出来ます。信じられる人を判別できます。先天的にこういったことができる器用な人ばかりで悔しい気持ちにもなりますが、努力してもできるようになります。

 

 

また女性だと女としてどうみられるかに執着してしまう人もいると思います。信じられるパートナーと別れてしまったとき、アイデンティティを喪失した気分になる人もいるのではないでしょうか。

なので恋人以外で信じられる存在が一人は欲しいものですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

己は努力の積み重ねですねって感じで副題のハナシはおしまい。

そんな感じです

 

今年もよろしくお願いします

鬱に効く考えは感謝で合っているのか

僕の学校で話す人は女の子しか居ない。

「お前、いつものやれよ」

女の子は本当に可愛いくて素敵だ。

「な、なんですかいつものって」

どうして男とこんなに容姿の差があるのだろう

「いつもの」

でも女の子はいつも僕の事を馬鹿にする

「早くやれよわかんねえのか?」

全然意味わからない事を言ってからかってくる

「クソザコキモオタク」

違う!

「ぼっ僕はオタクじゃないから!!!!!!」

 

 

喧騒、またやっちゃった。

「ギャハハハハハハハ!!!!」

「激サムなんだけど〜!?」

「ほんっとお前クソキモいな。」

 

 

「.....お前、チンコ出せよ」

「い、嫌です」

「オラ早く。」

「蹴られたいのか、また?」

 

「すみません。」

僕はいつも女の子達の言う事に逆らえない。

 

「汚ねえチンコだな!」

僕は女の子の1人に陰部を露出した瞬間に股間を脚で蹴り上げられた。

言った事と違う。痛い、痛いよ。

 

「オタクはちゃんと風呂に入れ!」

 

 

 

僕にとっての女の子は、爆弾だ。

美しい見た目なのに

いざ関わってみると僕の心にも身体にも痛みを与えてくる。

全然知らなかったよ。

 

 

「お前が死んでも悲しむ奴なんて居ないんだよ。」

ある日女の子の1人がこんな事を言った。

 

この時こんな事を思った。

違うよ。僕が死んだら親が悲しむ。僕は友達は居ないけれど大切にしてくれている人は確かにいる。僕は幸せだ。

 

いつしかこの考えを支えにして生活するようになった。

それから何年の時もすぎ僕は大人になった。

僕はあれから女の子と話した事は数える程しかない。

 

 

ある日会社の同期と小話してたら送迎のバスに一本乗り遅れてしまった。


ああ幸せだな、同期と話せる仲になれてよかった、いい職場だ。ツイッターにでも書こうかな。

 

しかしそんな時ふと我に帰ってしまう。
これでいいのか
こんな幸せで本当に満足しているのか
圧倒的な何かが本当は欲しいんだ。
圧倒的な何か
何か
愛なのか強烈な思い出なのか
わからないけど


まだ居たんだお前。
平和で腐りかける事にまだ怖がってる自分が踞ってる

純粋なお前。
お前はいつも帰ることはない、目立たないように構って欲しそうにずっと踞ってる。

 

感覚でわかるけど帰る事は一生ないんでしょ。

どうすればいいの。

え、本当に僕は幸せなの?

女の子の名前に使われる流行りの漢字

まあ僕の娘がもし産まれたらみさきちゃん、て名前を付けたいんだけどさ。子供の名前って出来るまで本当に予想がつかないよね

 

 

 

ここ最近全国のJKの姓名を次々と見る事になる単純作業の仕事をしていました。

 

 

最初は姓名を見たら韻を踏む遊びを頭の中でしていましたが、飽きたので、「今の女子高生の名前によく見られる漢字」を気をつけて見る事にしました。

 

明確な統計がある訳ではなく、僕の頭の中のメモですが大体合ってるので子供の命名を考えてる方は少し参考にして下さい

 

 

☆むちゃくちゃよく見る漢字

花、華、優、香、愛、杏、萌、唯、彩、詩、音、朱、夏、那、茉、奈、里、菜、瑠、桜、玲

 

ここら辺の漢字はよく見ます。

特に上の1列は下の1列の漢字より2,3割位多い印象です。

若い方がこのページを見られてたら自分の知り合いを想像して下さい。5人に1人くらいは名前にこの中の漢字が混じって無いですか?

 

 

自分の世代の女の子を思い出してみると

那、茉、萌、愛、杏、瑠、彩、音、華、詩

は増えたのではという印象があります。

漢字だけで可愛らしいイメージが生まれますね

 

☆よく見る漢字

歩、悠、佑、春、結、櫻、子、莉、美、未、紀、桃、楓、理、響、乃、千、紗、凛、綾、夢、七

 

もう中年配の方が多い所に行くと○子という名前ばかりなのは皆さんも印象的かもしれません。減って居ますがまだいます。家柄なども関係があるのでしょう。

 

子の前に付く漢字で、現在少ない印象のある漢字は多いです

眞、尚、佳、麻、祥、幸、弘、規  など

 

ここまで名前を並べられると気付くと思いますが、女の子の漢字は目に見える人生を彩るもの(音や花類)や一目見てわかりやすい温かな概念(優や愛)が多いように思えませんか?

例えば同じ優しいという意味でも優でなく諒を使う名前は殆ど見られませんでした。

女の子の名前は可愛い、華やかでかつ意味のわかりやすい漢字が使われるのが流行りだと思います。

後は漢字毎に調べてみると名前に付けられる意味があるので、イメージと合う意味の漢字を探してみて下さい

 

☆まあ見る漢字

友、月、鈴、加、由、遥、有、実、聖、貴、絵、明、咲、希、薫、瞳、和、葉

 

 

☆明らかに多かった印象のある名前

花音(かのん)、真由、明日香、未来(みくるかみらい)、葵

 

 

 

名前は親の想いが込められているものでその子供と他人との差別化を図るものです。

一生付き合うものなので一生愛することのでき、愛される名前がつけられるといいですね(人事)

 

 

 

 

オワリ

 

DV

俺の中学時代の部活の顧問の先生の話

 

顧問の先生は学校中の生徒から嫌われていた。

なにかと無愛想で意見を言うと「根拠は?」と聞いてくる大人気ない態度を取る人だった。

授業中も私語は許さず、何かあるとすぐ説教をしていた。あと両生類の様な顔をして、黒霧島のTシャツを着ていた。

 

中学時代は授業なんていちいちまともに聞いてられないし、先生も態度が横暴で慕われる様な人では無かったので、この人を好き好む生徒なんて3年間で1人も見なかった。

 

 

先生が部活の顧問としてどうだったか、俺の部活時代を簡潔に話す。

 

バレー部だった俺の部活は弱小チームだった。

毎回大会は一回戦負け、現役最後の大会だけ2回戦まで進んだ記憶がある。

 

先生は1週間に一度くらいのペースでしか練習に顔を出さなかった。

外で練習していると建物の窓から不定期に顔を出し、俺らが遊んでいたりすると怒るのだ。

まるで水槽の魚をたまに見にくる感覚だった。

 

3年間通して他校との練習試合は一度も組んで貰えず、俺らは毎日サーブの練習をしたり先生が基本居ないのでドッチボールをして遊んだりしていた。

俺らは女子バレー部より弱かった。

 

 

下手な俺らも悪かったが先生はよく俺らに説教をした。

「練習やめろ、俺も顧問辞める」

と言って怒鳴り散らかして去ろうとした先生を

「ちゃんとやります、態度で示します。」

「根拠は?」

「.....。」

 

と止めようとするやりとりを何度もした覚えがある。

 

先生はボールを思い切り投げてぶつけてきたり、ボールで小突いてきたり、肩パンしたりと体罰も酷かった。今の時代体罰する先生など中々居ないので俺らはギャップにも苦しんだ。

 

そして俺が2年生になった部活の新歓期、一年生が何人か見学に来ていたが顧問が「本当にやる気無いなら帰れ」という旨の話をして叱ったところ、一年生が1人も入らず、次の年も1人も入らず、俺の代で部活は廃部した。

 

 

 

 

これが簡潔かつ中学の部活時代の全てだ。

こんな先生を今となっては昔の仲間と会うとよく笑いあって愚痴を言う。

 

ただ俺は先生の事を今振り返ると何故だか嫌いじゃない、むしろ好きと思っているのだ。

 

 

その理由が先生のDVの様な叱り方にあると考えている。

俺は性格がやんちゃで、その理由もあり、よく一対一で怒られていた。

先程も述べたが先生は体罰もするし高圧的な態度で怒鳴り、長時間説教するので胃が痛む様な思いをして毎回耐える。

そして長い説教が終わると先生は俺の体を抱きしめたり頭を撫でたりして「怖かったな、ごめんな」と謝る。

中学生の俺はその言葉で緊張の糸が溶けて泣くつもりも無いのに毎回喋れなくなる程に号泣した。

 

 

結論として俺の先生に対するイメージが、叱り終えた後に優しくするイメージが大きくて今は良いものになっているのだ。

 

 

これは洗脳されているのだろうが俺は先生に幸せな感情を抱いているし、乱暴と優しさを同時に受けてこの様な思いをしている人は自分の知らない世界で沢山居るだろう。

 

このような幸せな感情は素直に受け取っていいのかそれとも紛い物と引き剥がすべきものなのか、とか客観的に悪くてもwin-winならその関係は継続すべきなのかとか

最近はそんな事を考えている。

 

 

 

だらだら書いてしまったね

 

 

 

 

おしまい