陰毛大臣

人間オタク

だらだら書いた

イザナミを知っているだろうか

神じゃなくて忍者漫画NARUTOの方だ

 

イザナミは永遠に同じ事をループし続ける幻術である。

 

 

さて俺は夏休みに広島から自分の家まで携帯と財布を持たずに帰ってくる旅に1人で出ていた。

ヒッチハイクである。

 

なぜヒッチハイクをしたのかと言われてもあまり理由は具体的に無いのだが

合宿行って人と遊んで、というだけの長期休暇の過ごし方を一旦やめて目に見えない何かを得たかった。

 

ヒッチハイクの経験は 

夜勤バイト先に間違って来た時に近くの友達の家に泊めてもらうために

家の方向へヒッチハイク出来るかな、と手を挙げながら歩いていたら車が一つ止まって窓が開いたら黒人が4人乗ってた(乗せてもらったし優しい)という1回のみ

 

俺は1人だと内気な方だ。

 

広島から本当に帰って来れるのかをかなり心配していた

 

 

 

 

そんなこんなで電車で広島へ着いた。

 

着いた時には夜だったのでまずは今日泊めてくれる人に声を掛けなきゃな、と思い話しかける人を選んでいた。

 

 

広島駅は少しだけ栄えていたが(それでも浦和程度)時間が少し経つにつれてみるみる人が減っていった。

人を選んでいるうちに段々内気にもなっていく。

 

「すみません」

やがて1人の中年に話しかけた

 

「キャッチとかいいんで」

 

そういわれた

 

「キャッチじゃないんですけど、ちょっと話だけでも聞いてくれませんか」

「いや、知ってるんで。」

 

そういって中年は去った。

一瞬でやる気が失せてしまった。

 

 

 

実は自分は今までこういうのは一回で成功するタイプだったのだ。

 

初めてナンパをした?時も1時間弱位は話せたし(成功はしてない)

黒人に乗せて貰ったのも初めてヒッチハイクしようと思った日だし

初めてのカラオケ屋のキャッチも1人目で呼び込みに成功した。

新歓のサークル室への呼び込みは話しかけた人100発100中で呼び込めた。

 

恥ずかしながらいわゆるマンコ的思想が全然あった。

アラフォー独身キモくて金の無いおっさんはむりだが

自分ならいけるんじゃないかと

 

 

自分の正直さを伝えれば人は助けてくれる(自分が逆の立場でも助ける)と思っていたので断られ方に少しだけショックを受けた。

 

 

田中美海

家を飛び出して駅へと駆けるなり彼女はそこに居た。

 

あたりまえに見た不可思議な時。

 

気分は急に上昇してその事に少し後悔した。

 

「みにゃみ。」

 

「まーくん。」

 

彼女はスマホの画面を僕に向けた。

 

 

まーくん

1998年4月30日生まれ

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【固定ツイート】

みにゃみに精液飲んで貰えたら死んでもいい

 

 

「まーくんの事、いつも見てたよ。いつも気持ち悪いくらいの言葉ありがとう。」

 

 

「今日は仕事の休み貰ってまーくんの精子を貰いに来ちゃった。」

 

画面の中で何度も見慣れた顔と喋る時の仕草。

 

 

「こッ、こッ、ッ、こンにちは」

 

だっせえ。

全く夢じゃないのはわかっていて、頭はわかっているのに体だけは正直だ。

僕は誰か、吃った音が僕なのだ。

 

「はやくきて」

 

まるで僕を理解していたかのように

雑音には耳もくれず僕の手を引くみにゃみ。

 

天使が天国へ迎えにきたんだ

 

 

 

 

手を引かれるまま入ったエレベーターは上昇を始めた。

「やっと2人きりになれたね。」

 

みにゃみは僕の前に屈み、ベルトを外して服を下ろした。

僕の秘部は既に艶めかしくてみにゃみはそれを喜んだ。それから口淫をして愛撫した。

 

 

僕が辛い時いつも心の支えにしていたみにゃみ

写真や動画を見てはもう少し生きようと活力を貰っていたみにゃみ

 

そんなみにゃみの尽くす姿に耐え切れなかった。

僕とエレベーターは直ぐに登った。

 

 

 

 

「ここは42階、屋上だよ。それじゃ君の言葉通りにしたから死んでね。」

42階の風が吹く場所で彼女は笑った

 

みにゃみに精液を飲んで貰った

確かに僕がつぶやいた言葉通りになった

そして今彼女は僕の死を求めて笑っている

 

誰だこの目の前の閻魔は

 

「ミミミミミミみみ、みみにゃみ、ああッあ、あ、ありがとう。」

 

言いたい事は沢山ある

けれど唸った音は僕だ。僕はこれだけ。

 

 

閻魔が地獄へ迎えにきたんだ。

 

 

田中美海に眺められ

よろよろとビルの淵に立った僕は情なくてダッサーく地面を蹴り上げた。

 

 

 

 

 

おわり

友達作りのコツ1

例えばお前が友達や珍しい子に

「俺と仁美とトメでバッセン行くけどこない?」

とラインで誘われたとする。

 

 

バッセンとかセンス悪。

ウェイじゃん

トメって一体何歳だよ

 

 

今回はパスしよう。

 

 

そう選択した時お前はどう断るか。

 

「行けない。」

「ごめん用事があるんだ。」

そんな所だろう。

 

全然ダメだな。

 

何するにしても断るって事は相手に残念な気持ちを抱かせてしまう。2回くらい連続で断られるだけで相手は二度と誘わなくなる事だってあるだろう。

相手が”また誘おうかな”、そう思わせる為にこの一言を加えてあげよう。

 

「すまんちゅぬ宝」

 

軽いユーモアを加える事で明るい雰囲気が出て残念な空気と中和してくれるはずだ。

ラインでのユーモアを持ったもじりは比較的誰相手でも出来るだろう。

例えば俺は妖怪ウォッチが流行り始めた頃から了解ウォッチを使っていた(使用者が増えて辞めた)

 

ひまんちゅぬ宝

ヒマラチオ

おなほど

無理フィンドール

 

 

何にしろシコシコと自分で考えて小ネタを不意に相手に投げつけて好感を持たせよう。